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(防災・減災ニュース)視野の異常と安全運転

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自動車の運転においては、良好な視力だけでなく十分な視野も大切になります。視力とは物の形状などを認識する力であり、視野は眼を動かさず見える範囲のことです。
視野に異常をきたす疾患の例として、「緑内障」と「網膜色素変性症」があげられます。日本人の視覚障害の原因疾患のうち4割以上をこの2つの疾患が占めています。

患者数が多いと言われる緑内障について、運転への影響を考えてみましょう。
緑内障の初期・中期の場合、視野欠損や視野狭窄の症状は自覚しにくいという傾向があります。緑内障患者の約90%が無自覚・未治療であるという調査報告もあり、自覚しにくい主な要因として、以下があげられます。
・症状が時間をかけて徐々に進行するため、見え方の変化に気づきにくい。
・症状がかなり進行しても、中心視野は保たれている場合が多い。
・片眼の視野に欠損部分(見えていないところ)が生じても、他眼がその欠損部分を補ってしまう。

視野に異常が見つかったからといって、直ちに運転ができなくなるわけではありません。自分の弱点として捉えて安全運転を心がければ、むしろ交通事故を回避できる可能性が高まるかもしれません。また、緑内障の場合、失った視野を元に戻すことは困難ですが、早期発見と治療継続により症状の進行を遅らせることができます。年に一度は眼科検診を受診するなど、眼の健康状態にも注意を払い運転寿命を延伸させましょう。

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