(防災・減災ニュース)水深が床面を超えたら、もう危険!(3)
近年は、集中豪雨やゲリラ豪雨など局地的大雨により、日頃走行している道路が冠水し、自動車が水没するといったリスクが以前より高まっています。
豪雨により冠水した道路を走行する場合の自動車の水没リスクについて考えます。
道路が冠水するような豪雨時の運転では、無理をしないことが大切です。やむを得ず冠水した道路を走行する場合は、以下の点に注意しましょう。
・アンダーパスには入らない。
・前車の水しぶきや急停車を想定し、車間距離を十分に取る。
・水を巻き上げないように速度を十分落とし、ゆっくりと進む。
豪雨により短時間で道路が冠水するような場合、水深も急速に増していくおそれがあります。「これくらいの冠水なら進めるのでは」といった油断は禁物です。
<走行後は>
・ブレーキの効きが悪くなったと感じたらブレーキを数回踏んでブレーキパッド等を乾かしましょう。
・エンジンや電気装置が浸水した場合は、故障や車両火災のおそれがあるので、エンジンをかけてはいけません。ロードサービスや自動車販売店、整備工場等に連絡しましょう。
万一の場合に備え、脱出用ハンマーやシートベルトカッターなどの避難用具を車内に常備しておくようにしましょう。避難用具はいざというときに手の届く範囲にあることが重要です。
◆参考◆
国土交通省「いざというときのために、緊急脱出用ハンマーを備え付けましょう!」
https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/carsafety_sub/carsafety023.html
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