（防災・減災ニュース）土砂災害の前触れ
日本には山が多く、地震や台風、集中豪雨などにより土砂災害が発生しやすい環境にあります。今回は、土砂災害防止広報センターの情報より 土砂災害が起きる前の「前触れとなる現象」をご紹介します。
【土石流の前触れ】
・川の中でゴロゴロという音がしたり、火花が見えたりする。
・山全体がうなっているような音がしたり、地震のようにふるえたりする。異常なにおいがする。
・川の水がにごり、水といっしょに倒れた木(なまの木)が流れてくる。
・雨は降り続いているのに、川の水が減る。
【地滑りの前触れ】
・わき水が増える。
・風もないのに山の木がザワザワする。木がさける音や、木の根が切れる音がする。地鳴りや山鳴りがする。
・池の水がにごったり、急に増えたり減ったりする。
・地面にひびわれや段差ができる。
【がけ崩れの前触れ】
・がけから急に水がわき出る。または、今までと違う場所から新しく水がわく。
・わき水の量が急に増えたり、ふき出したり、ぎゃくに急に止まったりする。水がにごる。
・がけにひびわれができる。また、がけがふくらむ。
・がけの上の木が、ゆれたり傾いたりする。地鳴りがする。
・がけから小石がパラパラ落ちてくる。ただし、がけくずれは、前ぶれがなく、いきなりくずれてくることもある。
※参考※特定非営利活動法人 土砂災害防止広報センター
https://www.sabopc.or.jp/
土砂災害から身を守るために、ご自身の住んでいるところが土砂災害の危険があるかどうかを知ることが必要です。
お住まいの都道府県のホームページでは、土砂災害警戒区域を調べることができます。一度調べてみてはいかがでしょうか。
（ご参考までに）
愛知県 土砂災害情報マップ
https://sabomaps.pref.aichi.jp/portal/showmap.php
三重県 土砂災害マップ
https://www.sabo.pref.mie.jp/MapForm.aspx?m=2
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